創業明治二十六年 合資会社丸田石材店お墓の建立、お墓の改装、石彫りの事なら群馬県桐生市の丸田石材店 〒376-0023 群馬県桐生市錦町1-3-4 電話:0277-45-2529 FAX:0277-32-5409

お墓の構成

画像内の名称をクリックすると各部位の説明に飛びます。 構成図

■棹石(さおいし)

墓石の一番上に位置する石で、竿石(さおいし)・仏石(ほとけいし)とも呼ばれます。「天・人・地」の「天」を表し、
家庭円満の象徴でもあります。一般的に表面は「○○家之墓」と文字を彫りますが、宗派によっては「お題目」「先祖代々之墓」
などの文字を彫ります。

■スリン(すりん)

棹石の下にある飾り石の事で、関西では布団(ふとん)とも呼ばれます。葉状の形をした物は
蓮華(れんげ)と呼ばれ、墓石の外観を立派にしてくれます。

■上台(じょうだい・うわだい)

棹石またはスリン台の下にあり、家名・家紋・建立者名などを彫ります。「天・人・地」の「人」を表し、
人望を象徴しています。

■中台(ちゅうだい・なかだい)

上台の下に位置し、水鉢や花立と一体化した物もあります。「天・人・地」の「地」を表し、財産維持の象徴となっています。
納骨堂の上に位置することが多く、芝台を省略した場合、この部分を下台(げだい)と呼ぶこともあります。

■芝台(しばだい)

墓石の土台となる一番下の部分で、下台(げだい)とも呼びます。墓石を汚れから守り、墓石の景観を
良くする効果があります。また納骨堂のスペースを広げ、香炉・水鉢などの置き台にもなります。

■塔婆立(とうばたて)

卒塔婆を立てかけておく所で、材質は石製やステンレス製のものが一般的です。図の様に外柵に組み込まれた物や
個別に設置する物があります。

■花立(はなたて)

墓石正面の左右にある花を供える所で、水鉢や香炉と一体化した物もあります。花を挿す花筒(はなづつ)は、
花立に埋め込まれた台座に筒をネジ式で取り付ける着脱式と、花立に開けられた穴の中に筒を入れる中入れ式が
あります。

■外柵(がいさく)

お墓全体を囲う石材の総称で、納骨堂も場合によってはこれに属します。土台部分の補強や隣接墓地との境界線を
担っている重要な部分です。

■墓誌(ぼし)

墓石の横に設置してある石板のことで、戒名、俗名、没年、享年、生前の略歴などを彫ります。墓誌がないお墓は
墓石の裏面や側面に文字が彫られています。

■水鉢(みずはち・みずばち)

故人に水を上げるために使用する鉢のことで、上面に数センチほどの窪みがあり、そこへお水を注ぎます。
墓石と一体化した物と、別作りになっている物があります。

■香炉(こうろ)

お線香をあげる所です。一昔前は、仏壇のようにお線香を立てる香立て(こうたて)が一般的でしたが、
雨風でお線香が消えてしまうことが多いため、最近では屋根・壁付きの香炉が一般的になりました。
水鉢と一体化した物もありますが、その場合一度にたくさんのお線香をあげると、水と火によってかなりの温度差が生じ、
ひび割れの原因になるので注意が必要です。

■灯篭(とうろう)

故人の供養、または邪気を払う為に建てる物で、灯籠(とうろう)とも呼ばれます。一対ないし、右側に一基設置するのが
一般的です。

■拝石(はいせき)

主に納骨堂の蓋を指す名称ですが、お墓参りがしやすいように、墓石の手前に敷く石板もこう呼びます。

■納骨堂(のうこつどう)

遺骨を納める場所で、カロートとも呼びます。お墓の地下に設ける場合もあれば、図のように地上に設ける場合もあります。
なお地上に設けた物は丘カロート(おかカロート)と呼ばれ、お墓の奥行きがとれない所や、地下水が出るような所に
おすすめです。

上に戻る

Copyright © MARUTA SEKIZAITEN GSK All Rights reserved.